保険契約の仕組み

生命保険契約には、契約者、被保険者、受取人の3人が存在していますが、契約者と被保険者が同じ場合や、契約者と受取人が同じであることもあります。 生命保険金を受け取った場合、税金がかかりますが、3人の関係と保険金の種類(死亡保険金か満期保険金か)で税金の種類(所得税、相続税、贈与税)が違ってきます。

生命保険に加入すると,生命保険の保険料を支払います。保険料が,その保 険の値段ということになりますね。保険料は,商品によって違うのはもちろん ですが,年齢や性別などによっても違ってきます。少し難しくなりますが,生 命保険の値段の決まり方は特殊です。保険料を算定する場合,年齢別,性別の 集団で,契約の始めから終わりまでに払い込まれる保険料の総額と予定の運用 収益の現在価値の合計額が支払われる保険金の総額と事業の経費の現在価値 の合計額と等しくなるように計算されています。これを「収支相当の原則」と いいます。

生命保険の保険料は,将来,生命保険会社が保険金を支払うための財源とな る純保険料と,保険会社が事業を維持,管理していくための費用の付加保険料 から構成されています。さらに,純保険料は死亡保険金を支払うための財源に なる死亡保険料と,満期保険金を支払うための財源になる生存保険料で構成さ れています。この2 つの計算をするための基礎になっているのが,予定死亡率 と予定利率です。

付加保険料は,保険会社が事業を維持,管理するための人件費や物件費など の費用を賄うためのものなので,予定事業費率から計算されます。これらを合 わせたものが,契約者が支払う保険料になるわけです。

死亡率などの統計データは,各社ほぼ同じものを使用しているので,純保険 料はさほど差はありません(保険種類によっては異なる率を使用するものもあ ります)。保険料の大きな差になるのは,保険会社が保険事業を維持管理,運 営していくための費用である付加保険料の部分です。会社によって, また商品 によって保険料が違うのは主にこのような理由です。一般的に インターネッ ト販売や通信販売の保険料が,対面式販売の保険料より安いのは,人件費など のコストが少なくて済む分,付加保険料が低いからだとされています。

生命保険の基本形

生命保険は複雑そうに見えますが、基本形は、「定期保険」「養老保険」「終 身保険」の3 つです。

契約による保障が続く期間のことを保険期間といいますが、この期間内でな ければ保険金は受け取ることはできません。いわば、保険の有効期限みたいな もので、これが終了する時を満期といいます。

定期保険と養老保険にはこの満期があります。終身保険にはありません。そ して、定期保険は、満期までの保険期間が終了すると、保障がなくなってしま います。つまり、幸いにも無事過ごせれば、払い込んだ保険料は掛捨てになる ということです。

よく「掛捨ての保険」と言われるのはこの定期保険のことな のです。掛捨てってなんだかもったいない気がする、という声をよく聞きます が、その分、保険料はずいぶん安くなります。定期保険は、解約時に戻ってく る解約返戻金が全くないかごくわずかなので、保険料が安いのです。安い保険 料で大きな保障をもつことができます。

ただ、掛捨てといわれている保険も、 厳密にいうと、保険を解約した時全くゼロというわけではないのです。「無解 約返戻金型保険」と名前が付いている保険は解約返戻金がゼロです。なので、 さらに保険料は安くなります。

終身保険や養老保険は、ある程度の期間を過ぎて途中で保険を解約したら解 約返戻金が返還されます。解約返戻金は、保険の種類や契約年齢、保険料の払 込方法、経過年数、保険期間、保険金額などによって違ってきます。3つの特 徴を簡単にまとめてみました。

保険は、大きく分けてこの3つ、定期保険、終身保険、養老保険のどれかが 「主契約」になっています(中には、定期死亡保険付終身保険や医療保険、個 人年金保険が主契約になっているものもあります)。

生命保険の「主契約」基本形① 定期保険

あらかじめ保険期間が決められている死亡保険を定期保険といいます。保険 期間は10年~30年が一般的ですが、もっと長いものや1年更新の短いものも あります。年数で満期を決めるもの(年満期)と、60歳や70歳などの特定年 齢で満期を決めるもの(歳満期)があります。この保険期間中に死亡、または 所定の高度障害状態になった時のみ保険金が受け取れます。

ここで1つ、知っておきたいポイントです。ほとんどの保険商品は、死亡ま たは高度障害状態になった時という形で保障されています。例えば死亡保障が 1,000万円なら、高度障害になった時も1,000万円支払われます。注意して欲 しいのは、高度障害保険として支払いを受けたら、その保険契約は消滅すると いうことです。その後、死亡しても死亡保険金の支払いはありません。

定期保険の保険料は終身保険に比べて割安です。貯蓄性はなく、満期保険金 もありません。満期時点で生存していれば保険金は支払われない掛捨ての保険 です。

保険期間が終了すると保障はなくなります(ただし、保険契約の更新に より、80歳や90歳などの一定年齢まで保障の継続が可能なタイプが一般的で す)。ウォーターサーバー比較で不純物がない水は健康に最適。解約返戻金は全くないか、ごくわずかのものが多いですが、中には、解 約時期によって解約返戻金が多いものもあります。

しかし、どの種類も、保険 期間終了時には解約返戻金はゼロになります。期間限定で、安いコストで大き な保障を得ることができる保険だと理解してください。